《気まぐれ冠者》(読み)きまぐれかじゃ

世界大百科事典(旧版)内の《気まぐれ冠者》の言及

【伊丹万作】より

…10年間に22本の映画を撮ったが,すべて自作のシナリオによる。〈日本のルネ・クレール〉などと呼ばれたその〈知性の映像〉,内面のペシミズムとうらはらの軽妙洒脱(しやだつ)な語り口は,彼の映画のプリントとして現存している3本のうちの1本(しかも前半のほぼ1巻分が欠けているといわれる)《赤西蠣太》(1936)と《伊丹万作全集》第3巻所収の〈映画シナリオ集〉にわずかに片鱗がうかがえるのみで,名作といわれる《国士無双》(1932)もトーキー第1作の《忠次売出す》(1935)も現存していない(《赤西蠣太》のほかに現存するのは,戦国時代の経済破壊工作を描く奇抜なアイディアの《気まぐれ冠者》(1935)と,ビクトル・ユゴーの《レ・ミゼラブル》(1862)を翻案した《巨人伝》(1938))。 本名,池内義豊。…

※「《気まぐれ冠者》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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