気象観測用レーダー(読み)きしょうかんそくようれーだー

世界大百科事典(旧版)内の気象観測用レーダーの言及

【雲】より

…(8)濃度 雲の濃度はミリ波レーダーにより,あるいは,一定の光が雲の中で見えなくなる距離を観測することなどから測定される。
[気象衛星,気象観測用レーダー]
 従来,雲の測定は地上からの肉眼による観測に限られていたが,第2次大戦後半よりしだいに気象レーダーが使用されるようになり,近年は気象衛星によって宇宙から広域の雲の量や性質を把握できるようになっている。 気象衛星は宇宙から大気を観察するものであるが,たとえば日本の気象衛星〈ひまわり〉を例にとると,二つの波長域の光を観察している。…

※「気象観測用レーダー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」