世界大百科事典(旧版)内の水中アーク溶接の言及
【溶接】より
…さらに最近の溶接技術の発達によりアーク溶接法も急速に自動化されるようになり,現在では被覆剤のない裸ワイヤの溶接棒を粒状の特殊フラックス中で溶接するサブマージアーク溶接,アルゴンなどの不活性ガス中で溶接するティグアーク溶接(ティグTIGはtungsten inert gasの略)およびミグアーク溶接(ミグMIGはmetal inert gasの略),および炭酸ガス中で溶接する炭酸ガスアーク溶接などが広範囲に用いられてきている。さらに最近の海洋開発に伴い水中アーク溶接も注目されている。これは水中で直接アークを発生して溶接するウェット法と,水中で溶接部近辺をガス雰囲気で包みその中でアークを発生させ溶接するドライ法がある。…
※「水中アーク溶接」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」