水争い(読み)ミズアラソイ

デジタル大辞泉 「水争い」の意味・読み・例文・類語

みず‐あらそい〔みづあらそひ〕【水争い】

田に引く水の配分について争うこと。水論水喧嘩みずげんか 夏》

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「水争い」の意味・わかりやすい解説

水争い (みずあらそい)

水論(すいろん)

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の水争いの言及

【水論】より

…【黒田 日出男】
[近世]
 中世にいう水問答,水合戦(用水争奪の実力行使)は近世に至って著しくその態様を変えた。水争いの犠牲者(死没者)についても,口碑的には事実存在したことを認めうる場合は幾つかあっても,記録に残るのははなはだまれで(処分者の出ることをおそれたからでもあろう),筆者もかつて越後で二,三の事例を発見したにとどまる。戦国大名以降の,諸領主による水の分配規定,またことに江戸初期以降の幕府・領主による法令の徹底化,仲裁・判決制度の完備化が,このような変化をもたらしたことも大きいと察せられる。…

※「水争い」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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