世界大百科事典(旧版)内の水平筋かいの言及
【筋かい(筋違)】より
…主として風や地震の力に抵抗するため建物の柱,土台,はりなどからなる耐力壁の補強に用いられる。また床組み面や小屋組みの桁とはりの間に水平筋かいを入れて,外力を耐力壁を含む間仕切骨組みに広く伝達させることもある。筋かいには水平力の向きによって圧縮または引張りの力が作用するので,圧縮力を負担するにはそれの接する柱と同寸または三つ割り以上の太筋かいを用い,引張力にはそれ以下の薄い細筋かいや鉄筋筋かい,平鋼や形鋼を用いた鉄骨筋かいを用いることが多い。…
※「水平筋かい」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」