世界大百科事典(旧版)内の水晶領域の言及
【紫外線】より
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[波長区分]
実験技術上,紫外線に対しては便宜的な波長区分がよく用いられる。水晶は200nm付近までは透明で紫外線用の光学材料として用いられるのでだいたい300nmから200nmの範囲を水晶領域という。さらに短い波長領域では酸化アルミニウムAl2O3が141nm,フッ化バリウムBaF2が135nm,フッ化カルシウム(蛍石)CaF2が123nm,フッ化マグネシウムMgF2が110nm,フッ化リチウムLiFが104nmまで比較的よい透過特性を示す。…
※「水晶領域」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」