世界大百科事典(旧版)内の水流紙の言及
【和紙】より
…(3)水玉紙(みずたまし) 白い地紙の上に藍などの薄紙を漉き合わせ,上から水滴を落として上にかけた紙に穴をあけ,地紙の白色を露出させたもの。水力を使って加飾するものとしては,落水紙(らくすいし),レース紙,水流紙(すいりゆうし)などがある。(4)塵入(ちりいり)紙 本来,素朴な製法ではコウゾの黒皮などが自然に混ざったが,のちに通常の紙料に装飾的な意図で黒皮,さらにはそばがら,イグサ,コケ(苔),金銀砂子などまで混入して漉くようになった。…
※「水流紙」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」