水素気球(読み)すいそききゅう

世界大百科事典(旧版)内の水素気球の言及

【シャルル】より

…正規の科学教育を受けなかったが,B.フランクリンの電気に関する研究に刺激を受けて科学の道に進んだ。ロベール兄弟(A.J.ロベール,M.N.ロベール)と協力して水素気球を製作,1783年12月1日にはA.J.ロベールとともに乗り組んで,約2時間の飛行実験に成功した。この飛行はモンゴルフィエの熱気球に10日の遅れをとったが,シャルルの気球はゴム引絹布を用い,通気筒,ガス弁,砂袋,いかりなどの制御装置を備えた実用的なもので,高度3000mに達した。…

※「水素気球」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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