世界大百科事典(旧版)内の水茎内湖の言及
【日野川】より
…上流に位置する日野町は天文年間(1532‐55)蒲生氏の城下町として発達し,近世以降は江戸をはじめ関東各地に出店をもつ近江商人の出身地として知られた。中・下流域の沖積平野は肥沃な水田地帯で,河口に水茎内(すいけいない)湖があったが,1947年に干拓地になった。水源付近は鈴鹿国定公園に属し,国指定の天然記念物として,熊野のヒダリマキガヤ,鎌掛谷(かいがけだに)ホンシャクナゲ群落,綿向山麓の接触変質地帯,鎌掛の屛風岩がある。…
※「水茎内湖」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」