水銀標準圧力計(読み)すいぎんひょうじゅんあつりょくけい

世界大百科事典(旧版)内の水銀標準圧力計の言及

【圧力計】より

…液柱型圧力計は気圧測定や流量,液面などの工業計測のほかに,低圧用の各種圧力計の校正の基準器として用いられる。水銀柱型で,その高さと水銀の温度を精密に測定すれば精度のよい圧力測定が達成され,日本における圧力の国家標準は光波干渉を応用して水銀柱の高さを測る方式の水銀標準圧力計で設定されている。
[重錘型圧力計]
 シリンダーによくはめ合っていて,滑らかに動く自由ピストンの底面に測ろうとする圧力を加え,この圧力による力とちょうどつり合うようにピストンの上に載せた分銅の重量から圧力を求めるもの(図2)。…

※「水銀標準圧力計」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」