永通万国(読み)えいつうばんこく

世界大百科事典(旧版)内の永通万国の言及

【貨幣】より

…一方,北魏では平城時代は貨幣を発行せず,布帛で交換が行われたが,孝文帝の洛陽遷都の後(495),独自の貨幣,太和五銖を発行し,次いで永安五銖を発行した。北斉では常平五銖を,北周では五銖銭の流通を前提に布泉(五銖銭×5),五行大布(布泉×10),永通万国(五行大布×10)を発行した。このように南北朝時代にはいちおう五銖銭が基本的な貨幣として流通したが,銭文の形式は崩れる傾向にあった。…

※「永通万国」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android