汎小葉型肺気腫(読み)はんしょうようがたはいきしゅ

世界大百科事典(旧版)内の汎小葉型肺気腫の言及

【肺気腫】より

… 肺気腫は組織形態のうえからは三つに分類される。すなわち,小葉の中心部にある呼吸細気管支が破壊され拡大する小葉中心型肺気腫centrilobular emphysema,肺胞道や肺胞囊の破壊を伴った拡大を示す汎小葉型肺気腫panlobular emphysema,瘢痕(はんこん)の周囲や胸膜下に孤立性に生じる巣状型肺気腫focal emphysemaである。
[成因,症状など]
 臨床上みられる肺気腫症の大部分は高度喫煙者の中高年者であり,男子に多く,小葉中心型を示す。…

※「汎小葉型肺気腫」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android