江総持(読み)こうそうじ

世界大百科事典(旧版)内の江総持の言及

【江総】より

…中国,南朝末の文人貴族。字は総持。侯景の乱を避けて呉,会稽,広州に逃れ,とくに嶺南の土豪の欧陽氏をパトロンとする広州の生活は数年におよんだ。後に欧陽詢をひきとって育てたのはその因縁による。563年(天嘉4),都に帰還。陳の後主の時代には尚書令にまで進み,また宮中のサロンを形成したデカダンの文人たち,いわゆる〈狎客(おうきやく)〉の中心的存在となったが,陳が隋に滅ぼされると,長安に移されて死亡。【吉川 忠夫】…

※「江総持」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む