世界大百科事典(旧版)内の決定因子の言及
【行列式】より
…19世紀中ごろになって,A.ケーリー,J.J.シルベスター,プリュッカーJ.Plücker(1801‐68),W.R.ハミルトンらがいろいろな場面での活用を始めた。英語ではdeterminantといい,これは決定因子という意味の言葉であり,一次連立方程式の解を決めるのに重要なものということで名付けられたという。明治の日本では当初デテルミナントといったが,後にdeterminantの訳を行列式,matrixの訳を行列とするのが定着した。…
※「決定因子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」