《沖津浪闇不知火》(読み)おきつなみやみのしらぬい

世界大百科事典(旧版)内の《沖津浪闇不知火》の言及

【藪原検校】より

…脇筋として大工政五郎が2役で活躍する。また宇野信夫作《沖津浪闇不知火(おきつなみやみのしらぬひ)―不知火検校》(1960年2月歌舞伎座初演)は本作を換骨奪胎して成功,主演の17世中村勘三郎も憎々しいなかに愛嬌のある演技で好演。終幕で,捕縛された検校が群衆に石を投げつけられ血まみれになりつつ,〈……お前達はちっぽけな胆っ玉に生まれついたばっかりに己のような真似ができず,せいぜい祭りを楽しむのが関の山……〉と嘲笑する個所に〈悪の楽しさ〉をネガティブに表出する作者の意図がこめられている。…

※「《沖津浪闇不知火》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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