世界大百科事典(旧版)内の沖縄県振興計画の言及
【沖縄[県]】より
…
[戦時体制下の沖縄]
第1次大戦終了後の恐慌と不況の影響を受けた沖縄社会の疲弊ぶりは,実に深刻であった。その救済対策としてにわかに浮上した沖縄県振興計画(1932)は,産業基盤の整備・拡充を基本的な柱とし,産業各分野における生産力の増強をはかるというものであった。しかし振興計画策がようやく軌道にのりはじめたころに,戦時体制へと没入していくことになる。…
※「沖縄県振興計画」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」