沢角検校(読み)さわずみけんぎょう

世界大百科事典(旧版)内の沢角検校の言及

【沢住検校】より

…盲人の三味線音楽家。沢角とも書かれる。生没,検校登官年月日等不詳。勾当説もある。16世紀末の京都で活躍。《色道大鏡》に,沢住が浄瑠璃の伴奏に三味線を用いはじめたように記されるところから,浄瑠璃三味線の祖とされる。その門から,浄瑠璃太夫の薩摩浄雲が出たとも伝えられる。義太夫節の三味線弾きの姓に,竹沢,野沢,鶴沢,豊沢などと〈沢〉の字がつくのは,沢住を祖とするためともいわれる。【平野 健次】…

※「沢角検校」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む