最新 地学事典 「沸石水」の解説
ふっせきすい
沸石水
zeolitic water
結晶中に主成分の一つとして含まれる水分子の一種で,構造の他の部分とは弱く結合されているため加熱することにより容易に結晶から遊離され,しかもその際構造の骨組みには変化を及ぼさない水分子。沸石類鉱物によくみられるのでこの名がある。
執筆者:丸茂 文幸
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
zeolitic water
結晶中に主成分の一つとして含まれる水分子の一種で,構造の他の部分とは弱く結合されているため加熱することにより容易に結晶から遊離され,しかもその際構造の骨組みには変化を及ぼさない水分子。沸石類鉱物によくみられるのでこの名がある。
執筆者:丸茂 文幸
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→結晶水
…このような水和陽子はH3O+に限らず,多くの水と結合して結晶をつくることがある。結晶中の水には,上記の結晶水のほか,沸石水(脱水で結晶構造が変わらない場合の水分)やクラスレート化合物中に含まれる水がある。【橋谷 卓成】。…
…その脱水体を室温において水蒸気の多い状態に保つと,再び吸湿してもとに復する性質がある。このように脱水,吸湿を繰り返す水分を〈沸石水〉と呼ぶが,沸石類は他の鉱物に比較して多量の沸石水を含有する。また,沸石水を除いた沸石類は,その空洞内にガス体を吸蔵する特性がある。…
※「沸石水」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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