沸石水(読み)ふっせきすい

日本大百科全書(ニッポニカ) 「沸石水」の意味・わかりやすい解説

沸石水
ふっせきすい

結晶水

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の沸石水の言及

【結晶水】より

…このような水和陽子はH3Oに限らず,多くの水と結合して結晶をつくることがある。結晶中の水には,上記の結晶水のほか,沸石水(脱水で結晶構造が変わらない場合の水分)やクラスレート化合物中に含まれる水がある。【橋谷 卓成】。…

【沸石】より

…その脱水体を室温において水蒸気の多い状態に保つと,再び吸湿してもとに復する性質がある。このように脱水,吸湿を繰り返す水分を〈沸石水〉と呼ぶが,沸石類は他の鉱物に比較して多量の沸石水を含有する。また,沸石水を除いた沸石類は,その空洞内にガス体を吸蔵する特性がある。…

※「沸石水」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android