世界大百科事典(旧版)内の油化バーディッシュの言及
【石油化学工業】より
…代表的メーカーとしては,プラスチックの日本ユニカー(低密度ポリエチレン),信越化学工業(塩化ビニル樹脂),チッソ石油化学(ポリプロピレン),合成繊維原料の宇部興産(カプロラクタム),日東化学(アクリロニトリル),合成ゴムの日本合成ゴム,日本ゼオンなどがある。また海外からの誘導品技術導入に際して,合弁会社の設立を条件とされたケースも多かったため,誘導品メーカーには三井ポリケミカル(三井石油化学工業とデュポン),油化バーディッシュ(三菱油化とBASF)などの合弁会社が多い。 1970年代中ごろまでは,日本の石油化学製品需要はこれらの国内メーカーによって賄われてきたが,発展途上国における石油化学工業育成の動きと2度の石油危機による日本の石油化学工業の国際競争力の低下から,供給先が海外にシフトしつつあり,日本企業も海外に進出している。…
※「油化バーディッシュ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」