法隆寺献納宝物(読み)ほうりゅうじけんのうほうもつ

世界大百科事典(旧版)内の法隆寺献納宝物の言及

【四十八体仏】より

…78年2月献納が決定し,酬金として宮内省より法隆寺へ1万円が下賜された。法隆寺献納宝物は総数157点で,四十八体仏もその一部であり,これらは現在,東京国立博物館に保管されている。 四十八体仏は飛鳥時代から白鳳時代までの,日本でもっとも金銅仏が多く製作された時代のもので,優品が多く,多様性に富み,かつ保存状態がきわめて良好であり,さらに年記銘,銘のあるものが含まれ,金銅仏の研究に欠くことのできない貴重な作例といえる。…

【法隆寺】より

…また《維摩経義疏》《勝鬘経義疏》やいわゆる十七条憲法の版木などがある。【山岸 常人】
[法隆寺献納宝物]
 法隆寺の文化財のうち,国宝,重要文化財の指定を受けたものは,約200件に及ぶ。このうち61件が,東京国立博物館の法隆寺宝物館に保管されている〈法隆寺献納宝物〉である。…

※「法隆寺献納宝物」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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