世界大百科事典(旧版)内の泡安定剤の言及
【起泡剤】より
…起泡剤としては卵白,サポニン,ゼラチンや界面活性剤としてセッケン,アルキル硫酸塩等が用いられるが,界面活性とともに,強靱な吸着分子膜を形成させるために直鎖構造でやや親水性に富むものが選ばれる。また泡の安定性を高めるために一般に泡安定剤を併用する。泡安定剤としてはアミド酸,ヒドロキシアンモニウム塩,アルキルアミンのエチレンオキシド付加物,スルホキシド,マレイン酸誘導体縮合物,脂肪酸多価アルコールエステルなどが用いられ,とくにアミド類が多用される。…
※「泡安定剤」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」