泡沫浮選(読み)ほうまつふせん

世界大百科事典(旧版)内の泡沫浮選の言及

【浮遊選鉱】より

…気泡の発生方法も鉱石中に含まれる炭酸塩鉱物を酸と反応させ,発生する炭酸ガスの気泡を利用する方法などが考案された。しかし,これらの方法はほとんどすたれ,現在では,起泡剤と呼ばれる界面活性剤の少量添加により,機械的かくはん装置によって導入された多量の空気を細かく分散させるとともに,パルプの液面に泡沫層を形成させ,これを分離・回収するという方法,すなわち泡沫浮選froth flotationが普遍的方法となった。現在,浮選といえばこの泡沫浮選法をさすのが一般である。…

※「泡沫浮選」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む