世界大百科事典(旧版)内の泡沫消火剤の言及
【起泡剤】より
…また鉱業用としては浮遊選鉱の浮選剤として用いられ,この目的のためには,各種植物精油(パイン油,ユーカリ油,ショウノウ油),クレゾール酸,高級アルコール,ポリプロピレングリコールなどが利用される。泡沫(ほうまつ)消火剤(水系)の場合は泡の熱安定性,難燃性が重要で,ケラチン,アルブミンのようなタンパク質とともに,フッ素系界面活性剤が用いられる。 発泡剤としてプラスチック,コンクリートなどの成形時に添加するものの多くは,加熱時に窒素,二酸化炭素,アンモニア,水蒸気,酸素,水素等を発生するものである。…
※「泡沫消火剤」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」