波食基準面(読み)はしょくきじゅんめん

世界大百科事典(旧版)内の波食基準面の言及

【浸食作用】より

…したがって一般に海面を〈浸食基準面base level of erosion〉といい,浸食はここで一応やむとされる。厳密には波による浸食(波食)は海面下20~60mまで及ぶので,地盤の静止が続けば土地は海面下の波食基準面surf base levelまで低下させられる。
[河食]
 流水つまり河の浸食(河食作用)は湿潤地域においては最も一般的な浸食営力で,その結果,峡谷またはV字谷などの河谷(河食谷)を生ずる。…

※「波食基準面」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む