注染中形(読み)ちゅうせんちゅうがた

世界大百科事典(旧版)内の注染中形の言及

【ゆかた(浴衣)】より

…長板本染中形は板張にした生地に型紙を使って両面の柄をあわせるようのりを置き藍染にした高級ゆかたで,その技術は無形文化財として指定されている。昭和初期ごろから盛んに行われた注染(ちゆうせん)中形は,手ぬぐいと同じように生地を折りつけながらのり置きし染料を注いで染めるので,手ぬぐい中形,折付け中形ともいう。簡便な染め方だが,多彩な染分けもできる。…

※「注染中形」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む