世界大百科事典(旧版)内の洛陽橋の言及
【橋】より
… 西安の灞橋(はきよう)は漢代の創建と伝え,清末の再建ながら,円石を積み重ねた橋脚と片持ち木梁を用いた石軸橋と呼ばれる独特な構造で,同所の灃橋,滻橋とともに知られる。福建泉州の洛陽橋は橋脚,梁(桁)ともに石造の桁橋で,北宋の1053‐59年(皇祐5‐嘉祐4)の建設になり,上部は改造されたが現存する。一方,アーチ橋は,構造としては漢代の墓に常用されているが,文献に現れた明確な例としては,洛陽の旅人橋が晋の時代,282年(太康3)建設の石造の大アーチ橋であった。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」