最新 地学事典 「洞穴遺跡」の解説
どうけついせき
洞穴遺跡
cave site
自然にできた洞窟・洞穴を,生活・墓・信仰などに利用した場所。洞窟遺跡とも。洞穴内は堆積層が細分できることから,考古学の層位学的編年の確立に役立ち,また自然遺物の保存もよいことが知られる。日本の縄文時代初頭の遺跡に,こうした洞穴の利用が多い。南西ヨーロッパの後期旧石器時代には洞穴絵画が残されており,先史美術の宝庫ともなっている。
執筆者:小田 静夫
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

