《洪範五行伝論》(読み)こうはんごぎょうでんろん

世界大百科事典(旧版)内の《洪範五行伝論》の言及

【劉向】より

…郎中から給事中,光禄大夫,中塁校尉と官職を歴任するが,特に元帝期には蕭望之,同堪らとともに国政を指導,元帝期の宦者(かんじや)石顕,成帝期の外戚王氏らの横暴に反対し,ためにしばしば投獄免官される。春秋学を修めたことから歴代の災異の解釈に通じ,同時代に起こった災異を外戚宦官の専権が原因と解し,それらの災異に関する解釈論が《洪範五行伝論》としてまとめられた。劉向は別に前26年より宮中の図書を校勘して分類目録《別録》をつくり,その事業は子の劉歆に引きつがれ《七略》として結実する。…

※「《洪範五行伝論》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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