活性化(詩)(読み)かっせいか

世界大百科事典(旧版)内の活性化(詩)の言及

【詩学】より

…このように芸術一般の原理である新奇・意外性の原理が追求され,リズム論,物語のプロット論,文学発展史など,文学・芸術現象すべてに一貫して適用された。この原理は文芸学者で作家のYu.N.トゥイニャーノフにより〈規範からの逸脱〉として定式化され,文学発展の動態を規範化=忘却=活性化としてとらえる見通しが開かれていった。 日常言語が何かを伝達するのに対し,詩の言語は言語そのものを志向するという詩的機能の考えは芸術作品の自立の一般原理だが,これも言語学者R.ヤコブソンによって定式化された。…

※「活性化(詩)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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