派生的預金(読み)はせいてきよきん

世界大百科事典(旧版)内の派生的預金の言及

【信用創造】より

…これを20%とすれば,甲銀行は預金受入額1億円のうち2000万円の支払準備を除いた8000万円を他の顧客Bへの貸出金に運用し,これによってB名義の当座預金を創設する。これは派生的預金とよばれるが,甲銀行はこの8000万円の預金に対しても20%,1600万円の支払準備を用意し,残り6400万円を貸出しに運用する。こうして甲銀行は1億円の本源的預金をベースに支払準備率20%として限度いっぱいまで貸出しを行うとすれば,派生的預金は4億円まで増加し,預金増加額は合計5億円となる。…

※「派生的預金」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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