世界大百科事典(旧版)内の《流れの背後の都市》の言及
【カザック】より
…41年にズールカンプ書店の原稿審査員となり,終戦を迎える。戦争中に書いた長編《流れの背後の都市》(1947)はカフカ的ビジョンによって全体主義体制を風刺しているところが時流に合い,一躍有名作家となる。48年のペン・クラブ誕生に尽力,49年ドイツが東西に分裂するとき,ペン・クラブの統一を維持しようと奔走するが成功せず,西独のシュトゥットガルトに移住する。…
※「《流れの背後の都市》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」