流海(読み)ながれうみ

世界大百科事典(旧版)内の流海の言及

【外浪逆浦】より

…面積7.3km2,最大深度7m。古くは流海(ながれうみ)などとよばれ,内陸部への海浸部を構成した。満潮時に海水が河水を押さえ,波浪が逆流したのが浪逆の名の由来といわれ,《万葉集》巻十四に〈常陸なる浪逆の海の玉藻こそ引けば絶えすれあどか絶えせむ〉の歌がある。…

※「流海」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」