浅見浅吉(読み)あさみあさきち

世界大百科事典(旧版)内の浅見浅吉の言及

【蹄鉄】より

…しかし,吉宗の努力にもかかわらず,洋式蹄鉄は日本に定着しなかった。 幕末のペリー来航以後,イギリス,フランス,ロシアの使節があいついで至るにおよび,幕府の騎兵隊付属馬医桑島道男は横浜のアメリカ人より,また江戸高輪(たかなわ)の火消し浅見浅吉はイギリス人より,それぞれ蹄鉄技術を学び普及に努めた。その後1872年(明治5)新政府はフランスより下士官ビューストを陸軍兵学寮に招聘(しようへい)し,フランス式装蹄法を教授させ,ここに日本は初めて組織的に洋式装蹄技術を学ぶことになったのである。…

※「浅見浅吉」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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