浅間大明神(読み)あさまだいみょうじん

世界大百科事典(旧版)内の浅間大明神の言及

【浅間山】より

…長野県北佐久郡と群馬県吾妻郡にまたがる複式活火山。標高2560m。西は車坂峠をへだてて烏帽子岳火山群に接するが,南と北には広く裾野をひく。その成長史は複雑である。最初富士山型の成層火山黒斑(くろふ)火山が比高2000mの円錐形の山体をつくった後,大爆発により東半分が崩壊し,湯の平火口を生じた。約2万年前に黒斑火山の火口の東側で噴火が始まり溶岩流の扁平な山体(仏岩火山)ができた。1万1000年前,仏岩火山で大噴火があり,軽石と火山灰を噴き上げ火砕流として南・北裾野に広がった。…

※「浅間大明神」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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