浮かれ鳥(読み)ウカレドリ

デジタル大辞泉 「浮かれ鳥」の意味・読み・例文・類語

うかれ‐どり【浮かれ鳥】

まだ夜が明けないのに、浮き立つように鳴く鶏。
「なぞもかく人の心の―別れもよほす声をたつらん」〈万代・恋三〉
夜、ねぐらを離れて、浮かれ歩く鳥。
「月は出でてもうば玉のよるべ定めぬ―」〈謡・藤〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android