世界大百科事典(旧版)内の浮上法の言及
【浮遊選鉱】より
…中間産物の循環ループを含む浮選系統は浮選回路と呼ばれ,その中の各部はそれぞれの役割に応じて,粗選roughing,精選cleaning,清掃選scavengingなどと呼ばれている。
[浮上法]
浮選は選鉱,選炭などにおける従来からの応用にとどまらず,今日では製錬所におけるからみの処理,製紙産業における白水の処理,各種産業排水の処理,工場排水中に含まれる重金属イオンの回収など,多くの分野に応用されている。それらの応用の中には水中に懸濁する固体粒子群の選別という枠を超えて,固液分離技術としての応用や,イオンの分離を目的とする応用なども含まれている。…
※「浮上法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」