浮浪売春(読み)ふろうばいしゅん

世界大百科事典(旧版)内の浮浪売春の言及

【遊女】より

…陣中の遊女には,討ち取った首を洗い,剝落した鉄漿(おはぐろ)をつけなおす役目が課されたといわれる。室町時代になると遊女の人数も増し,地域的にも拡大して多様化が進んだが,社会変動の激しさを反映して〈歩き巫子〉〈歩き白拍子〉などの浮浪売春の形態が少なくなかった。中世末期には都市の発展につれて,都市部に遊女が集中するようになり,その中にお国に始まる女歌舞伎があった。…

※「浮浪売春」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android