世界大百科事典(旧版)内の浮遊式シーバースの言及
【シーバース】より
…沖合に係留施設を設け,陸岸との間を荷役用のパイプラインなどで連結したもの。船は大型にすれば輸送コストは大幅に低減し,運賃負担力の小さい大量輸送の石油類ではとくにこの傾向が大きい。しかし船を大型化すれば喫水も大きくなり,陸岸に近づけるためには航路,泊地を大規模な浚渫(しゆんせつ)工事によって整備しなければならず,これがかえって不経済となる場合にはシーバースが設けられる。シーバースは係留施設の種類によって固定式と浮遊式とに分類される。…
※「浮遊式シーバース」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」