世界大百科事典(旧版)内の海上衝突予防規則の言及
【海難】より
…その後,汽船の発達と船舶の大型化により,衝突損害がますます巨額にのぼるに及び,衝突予防のための近代的な立法がはなはだ重要な意味をもつに至った。日本では,1874年に,イギリスの1863年の海上衝突予防規則を範として,海上衝突予防規則(太政官布告)を制定した。その後,海上交通の国際性は世界的な統一規則を必要とし,89年には国際海上衝突予防規則が採択され,92年に同規則を採り入れた旧海上衝突予防法が制定された。…
※「海上衝突予防規則」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」