世界大百科事典(旧版)内の海藻根の言及
【ワカメ(若布)】より
…今も北九州市門司の和布刈(めかり)神社や下関市の住吉神社で和布刈神事が行われているのはそのためかと思われる。《延喜式》には海藻根(まなかし)という名が見られるが,これはワカメの根の意味で,現在いうところの〈めかぶ〉と思われる。春から初夏にかけての採取したばかりの生ワカメには格別の風味があるが,一般には干しワカメが用いられる。…
※「海藻根」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」