世界大百科事典(旧版)内の浸水率の言及
【水密区画】より
…船の安全性に対しては,ある区画に浸水しても隔壁甲板より下方76mmの線(これを限界線という)までしか船が沈まないように区画の長さを定めるものである。そのため,区画の種類(機関室,居室,貨物倉など)ごとに区画容積に対する浸水量の比(浸水率)を求め,その浸水状態の船の姿勢を計算して喫水線が限界線に達するような区画の長さを求める。これを可浸長と呼び,船の長さに沿って変化する曲線で示される。…
※「浸水率」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」