涼み船(読み)スズミブネ

デジタル大辞泉 「涼み船」の意味・読み・例文・類語

すずみ‐ぶね【涼み船】

納涼に用いる船。納涼船 夏》

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の涼み船の言及

【納涼】より

糺森(ただすのもり)も京都人の納涼の地だったのである。 江戸時代になると,京都の四条河原の納涼と,江戸の隅田川の涼み船とが納涼の好話題となる。江戸時代半ばころから,賀茂川の四条河原では流れの上に一面に腰掛けが設けられ,ここで足を水に浸して涼をとったが,それは旧暦の6月7日の夜から18日夜までおこなわれたという。…

※「涼み船」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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