《淪落の女の日記》(読み)りんらくのおんなのにっき

世界大百科事典(旧版)内の《淪落の女の日記》の言及

【パプスト】より

…オーストリア出身。戦後ウィーンの荒廃をフロイト的な心理描写と即物的リアリズムで描いた《喜びなき街》(1925)をはじめ,《パンドラの箱》《淪落(りんらく)の女の日記》(ともに1929)など,ドイツのサイレント映画の最後を飾る名作を発表。《喜びなき街》ではスウェーデン女優グレタ・ガルボを売り出し,《パンドラの箱》《淪落の女の日記》ではアメリカ女優ルイズ・ブルックスを永遠のバンプ,〈ファム・ファタール(運命の女)〉に仕立てた。…

※「《淪落の女の日記》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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