《深養父集》(読み)ふかやぶしゅう

世界大百科事典(旧版)内の《深養父集》の言及

【清原深養父】より

…908‐923年(延喜8‐延長1)ごろ,低い官職にあり,歌人としてはそれ以前の896年(寛平8),905年ごろの歌合に1首ずつ出詠している。《古今集》以下の勅撰集に40首,家集に《深養父集》がある。歌風は《小倉百人一首》に採られた,ちょっとした思いつきを平易に表現した〈夏の夜はまだ宵ながら明けぬるを雲のいづこに月宿るらむ〉(《古今集》巻三)などに代表される。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」