淳祐天文図(読み)じゅんゆうてんもんず

世界大百科事典(旧版)内の淳祐天文図の言及

【中国天文学】より

…近年になって貴族の墓の天井に星座の一部を描いたものが多数発見されたが,日本でも1972年に奈良の高松塚が発掘され,その天井に二十八宿と北極の一部が描かれていた。全天(南天の一部を除く)の星座を網羅したものとしては,1247年,南宋の淳祐7年に石に刻まれた〈淳祐天文図〉が有名である。蘇州に現存し,世界最古の星図といえよう。…

※「淳祐天文図」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」