世界大百科事典(旧版)内の混合被曝の言及
【放射線障害】より
…それは,α線やβ線が,身体内の細胞に密着して,そのエネルギーのすべてを周囲の細胞に与えて障害を引き起こすからである。 原子爆弾被曝のような場合は,上記の外部被曝と内部被曝が同時に引き起こされているので,このような場合については,混合被曝と呼んでいる。 次に,外部・内部被曝に共通していえる事実として,同じ量の放射線を受けても,年齢・性別などによって障害の出現には差異があり,胎児,幼児,小児などは成人に比べ,放射線に対して敏感である。…
※「混合被曝」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」