混濁腫張(読み)こんだくしゅちょう

世界大百科事典(旧版)内の混濁腫張の言及

【変性】より

…糖原変性(グリコーゲン蓄積症の肝臓,心臓),脂肪変性(リン中毒の脂肪肝,リピドーシスの肝臓,脾臓,神経組織),石灰変性の名は前者に従ったものであり,空胞変性,ガラス変性(実際はタンパク質顆粒)は後者に従ったものである。細胞質の中に顆粒状物質が現れて細胞や組織が濁って見えるものは混濁腫張と呼ばれるが,これもタンパク変性の一種である。またアミロイドーシスのときは,細胞外の間質にアミロイドがたまり,アミロイド変性と呼ばれる。…

※「混濁腫張」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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