添護摩(読み)そえごま

世界大百科事典(旧版)内の添護摩の言及

【護摩】より

…修法の目的は,災厄を消除する〈息災〉,福徳・利益を増進する〈増益〉,他からの障害を除去する〈調伏〉,和合・親睦を祈る〈敬愛〉の4種に分類され,それによって,護摩炉の色・形,始める時刻,向かう方位などが規定される。護摩のときに護摩木(ごまぎ)に添えて,施主や参列者の祈願を記した木を焼くが,これを添護摩(そえごま)という。修法の目的・趣旨を板片や紙に記したものを護摩札(ごまふだ)といい,護符に用いられる。…

※「添護摩」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android