添護摩(読み)そえごま

世界大百科事典(旧版)内の添護摩の言及

【護摩】より

…修法の目的は,災厄を消除する〈息災〉,福徳・利益を増進する〈増益〉,他からの障害を除去する〈調伏〉,和合・親睦を祈る〈敬愛〉の4種に分類され,それによって,護摩炉の色・形,始める時刻,向かう方位などが規定される。護摩のときに護摩木(ごまぎ)に添えて,施主や参列者の祈願を記した木を焼くが,これを添護摩(そえごま)という。修法の目的・趣旨を板片や紙に記したものを護摩札(ごまふだ)といい,護符に用いられる。…

※「添護摩」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」