《済北詩話》(読み)さいほくしわ

世界大百科事典(旧版)内の《済北詩話》の言及

【詩話】より

…つづいて司馬光の《続詩話》,以後,南北両宋の時代を通じて,〈詩話興って詩亡ぶ〉と言われるほど数多くの詩話が現れ,14世紀以降,元・明・清代にも勢いは衰えを見せなかった。その影響は,日本や朝鮮にも及び,すでに室町時代には,禅僧虎関師錬の《済北詩話》があり,江戸時代に至っていっそうその数を増した。この種の著作が盛行した背景には,体系や理論信仰よりも,事実指向が常に強力な中国文化の特色として存在したこと,また宋代以降,木版印刷が発達し,書籍の出版がにわかに盛んとなったのにともない,詩を読み,作る人の数が,以前に比べて飛躍的に増大したということがらがある。…

※「《済北詩話》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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