世界大百科事典(旧版)内の渋谷茶の言及
【渋谷】より
…江戸時代後期には江戸市街地の末端に位置し,周囲に大名下屋敷が多かった。 明治時代になると,周辺,特に青山方面の大名屋敷が荒れ地となったが,東京府の奨励で開墾が進み,桑や茶が植えられて〈渋谷茶〉の名が生まれたほどである。1885年に後の山手線である品川鉄道が開通し,同年渋谷駅ができてから,東京西郊としては新宿に次ぐ発展をみせた。…
※「渋谷茶」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」